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2016年8月4日 番外編②『Dの視点〜ミラノ編〜』

またまたDの日記が面白かったので、私の日記と合わせてお読みください。

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今日イクニャーが早起きして朝食を作ってくれた。ありがとう。美味しかった。量が多くて食べられず、残してしまった。

これでチューリッヒとお別れです。

今日は、チューリッヒからミラノに移動。色々とイレギュラーのことが起こる。ホテルからトラムに乗って、バスのところまでいく、分かり知ったコースだった。ただ一点の不安は、昨日買った1日チケットの期限が
9時44分
まで、私達が乗ったのは
9時46分
くらい。もし、チェックされたら、無賃乗車になるが、いままで、そんな人見たことないし、大丈夫。と思っていた。

えー、えー、乗るタイミングで、チケットをチェックするような、機械を持った制服の人が乗ってきた。しかも、イクニャーの後ろ側、ヤバイ、この状況をイクニャーに悟られてしまうと、それこそ一大事。ワシはジャパニーズニンジャの見せ所、息を潜め、完全に気配を消して、景色の一部になる。結局、そのオフィサーは何にもチェックをせずに、別の電車に乗って行ったが、ワシは終始ドキドキ。もし、チェックさせたら、なんて言おう?エディマーフィの吹替のように、まくし立てて誤魔化すしかない。と思っていた。
でも、何もなくスルー。良かった。とおもっていたら、今度はイクニャーが、「えっ、駅通りすぎてない」と言ってくる。まぁ、来た駅はそうだけど、中央駅だからなぁ。と、思っていると、「バスは中央駅じゃなくて、もっとショボい駅だったよ」と、断言してくる。普段、断言はあまりしないイクニャー。が自信と確信に満ちて言ってくる。そうだ、きっとワシの、勘違いだ。急いで電車を降りて、バス停にいくためのトラム駅に歩いて行くが、何故かGPSは逆方向に向かっている。おかしいな?でも、きっとGPS先輩は。たまにおかしな動きをするから、気にしない。で歩く。歩く。

やっぱりおかしい。中央駅からは離れいく。もういちど、GPSを確認して中央駅を確認する。あっ。その時、ワシは気づいた。イクニャーが中央駅でない。と言っていたのは、降りた駅は中央駅の端っこ部分と、観光で見た中央駅の真ん中の景色が余りに違っていたので、違う駅だと断言していることにわかった。まぉ、時間はあと40分もあるので、大丈夫だと思っていても、ちょっと焦る。
バス停が近くなって、イクニャーにもう直ぐつくよ。というと、何故だか不機嫌。といゆか、不安になり、言葉なく頷くパターン。まぁ、大丈夫だから。


無事、30分前にバス停に、到着。フリックスバス停は直前にならないとこなかったので、10分前くらいからバスを探す。

まだ、来ていない。5分前、まだ来ていない。11時。えー、いない。バスがこない。周りのスタッフに聞いても、遅れているだけだよ。とか、わからない。とかいうだけ。同じバスに乗車する人たちも10人くらいで右往左往している。イタリアンかジャーマンかスイス人のようだ。ワシはバススタッフらしき人に、聞きまくるが、皆、じぶんの会社じゃないからわからない。とか、困ったら電話したらとか、まるで、相談に乗る気がない。チクッショー。もし、ワシがパツキンでナイスバディで、露出度の高い服を着た20代の娘だったら、喜んで相談乗るくせに。
イクニャーのところに戻っていくと、イクニャーから、なにやら、みんなが5アワー、5アワーって、言っているよ。と、ヨーロピアン集団に耳を傾けていた、凄腕女スパイいくよ。からの最新情報。どんな感じ?って聞くと、「んー、たぶん、ミラノまでは3時間だけど、行った人がいて5時間くらいからかかるよ。って、教えてあげているんだよ。」と想像力を全開に解説してくれた。「そうかもね。」と、余りに気にも止めなかった。その後、ヨーロピアン集団はスターバックスに消えていった。
でも、バスはこない。こない過ぎる。もう、30分は遅れている。


不安になりつつ、バス停を徘徊していると、さっき情報交換していたヨーロピアンに出会う。「バスはどうなっているの?」って、聞くと、「バスは5時間遅れるようなの、また、webでチケットを買い直さないといけないのよ。わたしは直接いうけどね。だから、5時間待つは。選択肢は電車で行くか、バス行くか、電車の価格はわからないけどね。」と、素晴らしい情報を教えてもらえる。そうか、さっきの5アワーズは、5時間遅れる。で、ヨーロピアン作戦会議でスタバだったことが判明。


わしらは取り敢えず、電車の値段を聞きに行く。高い。高すぎる。高杉晋作である。一人100フランって。高いので、作戦会議のため、スタバに入ってワイハイゲット。貧乏根性むき出して、チケットを返金してもらうために、ドイツのバス会社に連絡するが、スカイプのせいで、オプションボタンが押せず、ドイツ語のところに行ってしまう。英語話せる人いますか?と言っても、オプションボタンを押して。と言ってくるだけ。だめだ。めんどうになったので、返金は諦める。まぁ、旅は臨機応変能力が必要。電車の旅も、いいもの。

チケットセンターで、チケットを買う。係りのオナゴは、12番ホームよ。って、言うが、11番ホームっぽい。どっちだ。まぁ11番でしょ。ってことになって、電車に乗り込む。正解。

車窓からのスイスの景色は本当にハイジが出てきそうな感じで、とっても素晴らしい。至る所に、湖があって、湖畔の周りに平屋のお家があって、川が流れている。本当にいいところだなぁ。


電車の旅は、すごく快適。イクニャーは景色もあまり堪能しないで、お休みタイム。快適の一言。揺れないし、空調もいい。何よりも中国と中東がいないので、とっても静か。そう考えると、電車もいい。4時間の移動だったけど、すごく快適だった。

イクニャーがトイレに行ってきたので、ワシも行こうと、いく情報で行ってくる。途中でウェイトレスに会いトイレはどこ?って聞くと、次の車両だよ。と不機嫌そうに言われる。???。イクニャーはコッチと、行っていたけどなあ。
再度、イクニャーに聞くと、レストランの先とのことで、行ってみる。なんだか豪華な雰囲気。あっ、きっと、ここはファーストクラスの人用かもしれないなぁ。トイレ後、手洗いの水がでない。そう言えば、イクニャーもそう言っていた。あるだけのボタンを押してもでない。手洗い後の風乾燥のボタンを押したのか、風がすごい。ゴーゴー。止めようとしても、止まらない。時間が経てばと思っても、止まらない。まぁ、多少の申し訳ない気持ちを残しながら、轟音を後にした。席に戻って、イクニャーに状況を話すと、「あっ、それ、わたしも、わかんないから、シカト。」と、急にイタリアンな罪悪感ゼロの感じを出してきた。
イタリアの国境を越えたからかなぁ。
この辺りのバランスもイクニャーらしいとこだなぁ。