2016年10月1日メルズーガ1日目
今日は朝の7時頃メルズーガという街にバスで到着しました。バス寒かった〜。そこから徒歩で30分くらいの所にホテルはあるのでいつものように歩こうとすると、1人のモロッコ人に止められた。『歩いて行くのは無理だから車で行きなさい。』と。またぼったくられるのが嫌だから頑なに歩いて行こうとする私達。するとそのモロッコ人が『今、君たちのホテルのオーナーに連絡して来てもらうからその車に乗りなさい。もちろん無料だよ。』と何とも怪しい事を言ってくる。とりあえず、20ディルハムまでなら払うけどそれ以上だったら歩いて行こうと作戦を立てる。そして、やって来た車は本当にホテルのオーナーでもちろん無料でした。絶対騙されてると思っていたけど、本当にただのいい人だった。すみません、ありがとうございます。
そして無事にホテル到着!見渡す限り砂漠ですが、ホテルにはプールがあったりして意外としっかりしている。とりあえず、仮眠をとり15時30分頃からジープツアーに出発です。はじめに用水路を散歩。この用水路のおかげで野菜の栽培ができているそう。人参、じゃがいも、玉ねぎを栽培しているらしい。
お次はメルズーガの街を散歩。まだ暑いので人があんまりいません。本当に人が住んでいるのかなぁ?と思うくらい人がいなくてちょっと怖い。
ラクダも見かけました。おとなしい。
次は砂漠です。広い〜。サラサラ〜。昨日は珍しく雨が降ったらしいので少し硬いところもありました。雨は2年に1回くらい降るらしいです。
突然ですが、わたしはどこでしょう?
砂漠になんと川までありました。Dは案の定川の中へ。
この後、火山や鉱石採掘場みたいなところへ連れて行ってもらった。
次にノマド生活をしている民家にお邪魔して来ました。
今では、ノマドというと仕事ができるオシャレピーポーがオシャレなカフェで自由に仕事をしているっていうイメージだけど、ほんとのノマドは家や寝床を自分で作り欲しいものがあれば布を織って物々交換したり、家畜を売ったりして手に入れていた。家の材料は土をレンガみたいに固くしてそれを積み上げていた。
手作りのパン焼き窯。
寝床のテントでお茶を頂く。
小さい子供もいてとても可愛かった。ノマドの子供達は学校に行かないらしい。そもそも同じ場所に最長1年くらいしかいないから学校に行くという概念がない。『人生自体が勉強なんだ。』とツアーのスタッフが教えてくれた。病院もないらしく病気になったら葉っぱをせんじて飲んだりするらしい。けどそもそも体が丈夫なのでめったに病気しないらしい。本当にいろんな人生があるんだなぁとしみじみ思った。
自分とはかけ離れた世界を垣間見た後は砂漠の夕陽を。
時間が少し遅かったけど、綺麗な夕日が見れました。
帰りはあたりが暗かったので、ツアーのスタッフが道を間違えるんじゃないか心配だったけど無事にホテルに戻って来れました。当たり前か。道に街灯がなくても、ちゃんとした道がなくても頭の中にGPSがあるから迷わないんだって。すごい。
今回のジープツアーは2人で約9,000円。少し高いけどめったに行けないノマドファミリーにも会えたので大満足。せっかくこんな遠くの砂漠地帯にも来たんだしケッチたら後悔しそうだったので。
ホテルに戻って夕食を頂く。ここのタジン鍋も美味しかった〜!スパイスの量が控えめで食べやすかった。お腹いっぱい。ここにも猫ちゃん登場。この猫ちゃんはとても美人さんでDがメロメロに。
ご飯の後、ポルトガルでブラジルのビザ申請の予約をネットでしていたら、もう少しで終わる!てゆうところで間違えて全部消してしまった。ただでさえ苦手な事をしていてイライラしてたのにこれでやる気をなくし、ついでに日記まで書く気が無くなってしまいました。気が短い。
今日はラクダに乗ってランチを食べに行きます。