2016年12月19日イグアスからリオデジャネイロへ移動
今日は移動日。この旅行で私が一番行きたくない場所へ。
今日の朝ごはんはコーヒーと昨日の夜中にデリバリーで注文して食べきれなかったチャーハン。昨日の夜ご飯は、23時くらいにデリバリーを頼みホステルのテレビで映画を見ながら食べた。
唐揚げとチャーハンと焼きそば。案の定3分の1くらいしか食べれず、今日の朝に残りを食べた。唐揚げは袋に入れてリオまで持って行った。
旅も6ヶ月目になるといろいろガタがでてきた。今日は今までお世話になった携帯コンロをイグアスで捨てる事にした。30分以上たってもお湯が沸かないし、意外と重いし、空港の持ち物検査で怪しまれ足止めくらう率が高いので残念だけどここでお別れ。
このコンロには何回も助けられた。コーヒーも飲めたし、ラーメンも食べれたし、米だって炊けた。ありがとう。
他にもガタがきているものはあって、チビキャリーケースは足が一個取れてしまい、大きいキャリーケースはフタが完全に閉まらなくなった。黒いリュックも穴が空いてしまった。あと1ヶ月とちょっとなのでなんとかもちこたえてほしい。
イグアスの空港は小さくて、あっと言う間にチェックイン→手荷物検査→待合室までたどり着いた。
on timeでボーディング。今回は初のタム航空。
約2時間のフライト後、無事にリオデジャネイロに到着。
今からリオデジャネイロの街に出ると思うと緊張する。とりあえず、ドルは靴下に、クレジットカードは右胸、シティカードは左胸、パスポートと残りのカードは腹巻に入れてみた。現金はDにもってもらうようにて。リオデジャネイロ空港のATMを使うのは怖かったのでイグアスで前もって現金をおろしておいた。胸にカードを入れると折れちゃうかな?と思ったけど、入れてみると案外いける。ってゆうかまな板だからそんなに曲がらない。初めてペチャパイで良かったと思った。
今回はホテルではなくアパートメントホテル。場所はコパカバーナ沿いなので比較的安全な地域。
そこへはタクシーて行くことにした。荷物料金取られて95レアル(3,300円)。初めは78レアルって言ってたのに税金みたいなの取られて、乗った後で荷物代も取られて、、、。はぁぁぁ。疲れる。普通に乗りたい。
タクシーに乗ってても安心できなかった。また強盗にあうんじゃないかって。
Dは『意外と大丈夫だと思うよ。昨日のスラム街の方がヤバイと思うよ。』と言っている。
そして無事にアパートに到着。オーナーさんはめちゃくちゃいい人そうでとても詳しくいろいろ教えてくれる。
『この場所は安全だけど少し危険だから携帯で写真取るときは、周りを気にしながら取ってね。携帯見ながら歩いちゃダメだよ。』とか、『お金やカードは一つの場所じゃなくていろんな所に分散して待ってて』とか。
『no dangerous , but no safety』と言われた。危険じゃないけど安全でもない。気が引き締まる。わたしはなるべく物を持たないようにしよう。今まで何回もスリや強盗にあったからリオデジャネイロでも何かあると思って外を歩こう。
コパカバーナが近いので、歩いて見に言って見た。家族の子供連れが沢山いた。
近くのスーパーで買い出し。外を歩く時は日本人だと思われないように英語で会話するようにした。スーパーでも私のカタコト英語で食べたいものを相談し食材を選ぶ。Dには英語上手になったね。と褒めてもらって嬉しかった。
晩御飯はステーキ。他の国で食べた肉より柔らかくて美味しかった。
明日はコルコバードの丘にツアーで行く予定。
2016年12月18日イグアス2日目
今日はブラジル側のイグアスの滝を見に行きます。
朝ごはん。
ホステルの敷地内にあるブランコ。
木には蝉の脱け殻がたくさん。
ブラジルのイグアスの滝はこのホステルの横にあるので歩いて10分くらいで到着。
アルゼンチンのイグアスと違ってこっちは激混み。なんとか入場券購入。1人62レアル(2,150円)。
ここから滝まではバスで移動。ここでも長蛇の列で結構並んだ。こんなに混んでると思わなかった。
約1時間くらい並んでやっと乗れた。
昨日ボートで突っ込んだ滝が見えた。
少し歩いてまた別の滝へ。
近くから。
上から。
展望台から。
約3時間くらいで終了。半分の時間は並んでたかも。
暇なのでバスに乗ってダウンタウンへ行ってみた。だけど今日は日曜日で飲食店以外のお店はほとんど閉まってた。
たまたま通りかかったお店で遅めのランチ(26レアル)。
バスで帰ろうと来たバスに乗ると、違うバスに乗ってしまいあろう事かスラム街で降りてしまった。
今までと違う雰囲気。私はまた襲われるんじゃないかと思い自然と猫背で伏し目がちになってしまう。その度にDが注意してくれ、堂々と歩くように心がける。どうか襲われませんようにと。
たぶん3キロくらいの道のりだったけどもっと長いような気がする。
ようやく普通の道にたどり着いたので記念に写真。
明日からリオだ。どうしよう。Dは今日のスラム街よりは安全だよ、と言っているけど大丈夫かな。4日間何事もなく過ぎますように。
2016年12月17日イグアス1日目
今日はブラジル側のイグアスの滝を見に行きます。
9時頃朝食を食べに食堂へ。
食べているとスタッフの人が『今日ならアルゼンチン側のイグアスの滝に行く人がいるから一緒に行けるよ。』と誘ってくれた。私達はアルゼンチン側に明日行こうかと思っていたけど、急遽今日行く事に。2人で160レアル。多分高いんだろうけど時間の融通が利きそうなのでまぁ、良しとしよう。
今回同じ車で行く事になったのはポルトガル人とイタリア人のカップル。スペイン語もイタリア語も英語ももちろんポルトガル語も話せるので羨ましい。ブラジルに来てポルトガル語が全くわからない。スペイン語と似てると思っていたけど全くわからなかった。
このカップルですら、次はラパスに行くから、不安なの。と話していたから、恐らく、ヨーロッパ人の一般知識で、あの辺りは情報はしってるんだなぁ。
アルゼンチンのイグアスの滝入場券を買うのにクレジットが使えないらしいので(運転手からの情報は、同乗のポルトガル女性が英語に訳して教えてくれる。優しい^_^。ありがとう。)、一度空港に行きお金をおろし、それをペソにかえてから出発!
一応国境を越えるのでパスポートチェックをしてブラジルとアルゼンチンの出入国スタンプを押してもらった。
多分1時間くらいでアルゼンチン側のイグアスの滝到着。
先ずは入場券購入。1人330ペソ(約2,500円)。
少し歩くとボートツアーなどのインフォメーションがあったのでそこで話を聞き、滝のそばまでボートで行くツアーと行きは列車で帰りはボートで帰ってくるツアーをやる事にした。1人600ペソ(約4,500円)。
はじめに滝のそばまでボートで行くツアーに参加。そこに行くまでにも動物がいたり、
滝がたくさんあったりして見所満載。
今まで、あまり整備された国立公園に行く事がなかったので、整備されていると歩きやすいし、安心できる。
13時10分からボートツアー。すれ違う人はびしょ濡れ。『あれはシャワーだよ!』と教えてくれる人もいた。
私達もいざっ、ボートへ!
迫力満点!
想像以上の水量と水圧!
プールに飛び込んだ感じ。
頭から足までビッショビショになった。
楽しかった〜。
お次は可愛い列車に乗って上の方から滝を見に行く。
水の量がすごい!
この流れに飲み込まれたら確実に死ぬなぁ。
水しぶきもすごい。
そして帰りはボートで。
流れが緩やかなので静かな時間が流れてた。両足をアマゾン川に入れながら川下り、どうやら、ピラニアはいないらしい。私達の想像ではアマゾン川にはピラニアがいるイメージだったんだけど。
そしてアルゼンチン側のイグアスの滝は終了〜。大迫力で楽しかった。入場料高いけど、ちゃんと整備されてるから仕方ないのかなぁ。整備されてなかったら行けないもんね。
帰りは、運転手のオススメのレストランに行くが、本日は貸切の為、入れなかった。で、急遽、近くの5星ホテルのレストランに。ヒエー。同乗カップルも少し困惑。ても、ビュッフェは美味しい。念願のシュラスコも頂く。焼き場のお兄さんにシュラスコ下さい。と言うと、イメージ通りの串刺しの肉をカットしてくれる。他にも、チキン、ビーフもあるよ。と言われるので、ビーフを注文。一番最初の肉はなんだったんだろう。
肉ー!
そして今日も寿司ー!!
Dは美味しいのか、何回も食事を取りに行っていた。焼きそば、中華、イタリアン、デザート、フルーツ、ありとあらゆる食べ物があった。ブラジルのこんな世界を垣間見るのことが出来てよかった。
お腹いっぱい!2人でビールとジュース頼んで152レアル(約5,300円)。南米最大。いや、今回の旅行最大の夕食を食べてしまった。ちょっと高かった。明日から節約しよ。
2016年12月16日ペルーのリマからブラジルのイグアスへ移動
今日は移動日。朝7時ごろ起きて身支度&パッキング。
ホテルの人にタクシーを呼んでもらうも、9時くらいに来る予定がこない、20分遅れで到着。リマの交通渋滞はひどいが、朝はもっとすごい。で、タクシーはタクシーでなく、ホテルの人の友達のような人。でも、流しで捕まえるよりは安全。
9時20分ごろホテルを出てリマの空港に10時ごろ到着。今回の飛行機はラタン航空だから安心。チェックインも手荷物検査もスムーズ。ボリビアよりはマシだけど、ペルーの人もあまり笑顔がない。
またいつものpriority passのラウンジでジュースなどを飲み12時10分のフライト。と思いゲートに行くと、予定が変わっているようで、フライト番号がない。焦って、スクリーンを確認するとなんと、32番ゲートに。焦ったなぁ。でブラジルのイグアへ3時間のフライト
飛行機も安定しててあんまり揺れなかった。
19時30分ごろイグアスに到着。ブラジルは暑い。いきなり、常夏の暑さと、ジャングルの緑の匂いが飛び込んできた。
歩いてホステルに向かうつもりがいつものmaps.meが動かない。仕方がないのでタクシーで行く事にした(20レアル)。しかし、これは正解だった。歩いても40分くらいでいけるけど、最後の舗装していないジャングル感満載の道を通ったら、不安で一杯だったと思う。まぁ、キューバの漆黒の公園よりはいいけど。
今回泊まるホステルはナショナルパークの中にあって虫の声や鳥の鳴き声が聞こえる部屋。カンボジアのジャングルで聞こえてきたような不思議な鳥の声のような鳴き声がきこえてくる。Dはこういう場所が好きらしくテンション上がりまくり。匂いも夏の匂いがして小学生の夏休みを思い出す。
私たちの部屋にはないが、別の棟にはベランダにハンモックがついている。きもちよさそう。
周りにレストランもスーパーもないので夜ご飯はデリバリーを頼む事にした。
受付のお兄さんも優しくお互いたどたどしい英語とスペイン語で、会話成立。
なんと寿司もあったのでまた巻き寿司を頼んでしまった。Dは焼きそば。最近は少しホームシックなのか日本食が食べたくなる。
昨日のより100倍美味しかった(70レアル)。ビールはsolを注文。(6レアル)。
Wifi環境がロビーの方がいいので、ロビーでテレビを見ながら寿司と焼きそばを食べる。テレビはトムハンクス主演のキャストアウェイっていう無人島に漂流するのをやっている。
たまに思うけど、遠い遠い国(今回はブラジルのナショナルパーク内)なんだなぁ、ということを少し忘れてしまう。
と、のんきな事を思っていたら、ゲストが集まる場所には、たまにサソリやヘビや危険な動物たちを見かけるから注意してね。って書いてあった。ひえ―。
明日はブラジル側のイグアスの滝を見に行く予定。
2016年12月15日リマ1日目
今日はのんびりday。朝起きて朝ごはんを食べに出かけた。
しばらく歩くと大きなショッピングモールがありそこのフードコートで巻き寿司を販売しているお店があったのでそこで食べることにした。
だけど開店時間が11時からだったので1時間ほど時間を潰し、ようやく朝ごはん&昼ごはんを食べる事ができた。
予想以上に美味しくてテンション上がる⤴︎
ホテルに戻ってからは年末に訪れるロスグラシアレスの計画を立てホテルをとったりしていると、あっという間に19時になってしまった。
お腹も空いたのでまた朝と同じフードコートに行き、今回は違う巻き寿司屋さんへ。
予想以上に不味くて2人のテンション急降下⤵︎
お昼のが美味しかったからなぁ。Dはラーメンを注文したけど、あれはラーメンじゃない。
フードコートは人が溢れてた。みんな楽しそう。
帰り道で会った大道芸人さん。本物の火でパフォーマンスしてて迫力満点。
明日リマからブラジルのイグアスへ移動するので余ったお金を使うためにスーパーへ。なぜが後ろの人に見られてた。
今日は計画が進んでよかった。明日からブラジル。無事に帰れますように。
2016年12月14日ラパスからリマへ移動
今日は朝から飛行機でラパスからリマへ移動します。
フライト時間は8時。なので5時30分にホテルを出た。この時使ったタクシーがのろのろ運転でDが今日一回目の爆発(←怒ったってこと)。
空港に着いてチェックインカウンターで並んでいると、8時発の飛行機が15時発に変更になったと言われた。チェックインカウンターに並ぶもなかなか進まない。たぶん乗り継ぎなどの問題で1組のお客さんを対応するのに1時間くらいかかってる時もあった。
結局6時に並んで8時くらいにチェックインカウンターでチケットをゲットした。その際に、緊急連絡先を聞かれた。今まで何回も飛行機に乗ってるけど緊急連絡先を書かされたことは一度もない。『なぜ?』って聞くと『カバンが無くなった時などのためよ。』と言われたけど、墜落した時のためじゃないのか???そもそもこの航空会社あんまり知らないし、遅延が7時間遅れるって初めて。窓口の人達も言ってることがバラバラだし、処理が遅いし、なぜこんな飛行機を選んでしまったのかと後悔した。
遅れたお詫びにと無料で朝食と昼食のチケットをもらった。やる事も無いのでそのチケットで朝食を食べる。私達はpriority passのラウンジでのんびりしたかったので昼食をテイクアウトにして手荷物検査などをするゲートに向かう事にした。
昼食のチケットを持って行くと『このチケットは使えるけどちょっと待って。』と言って何処かに行ってしまった。しばらくすると航空会社の女性が来て『このチケットは12時からしか使えない。』と言われたけど、『テイクアウトしてラウンジに行きたい。そもそもあなたの会社の遅延のせいで私達はずっと待ってるんだ。』と言うと、その女性は昼食のチケットを持って去って行ってしまった。
そのチケットが無いとテイクアウトできないので女性に返してと言うと『持ってないわ。』と薄ら笑いを浮かべながら嘘をつかれた。ここでまたDが今日2回目の爆発。『ファック、ユー!嘘つきヤロー!』みたいな感じで訴えるもチケットは返してもらえなかった。
もう諦めてゲートに行くと『12時にならないと入れないよ』と言われる。少し文句を言って諦め近くのベンチで11時30分くらいまで待っていた。昨日の反省会をしながら。
少し早いけど11時30分にゲートに行くと今度は『14時にならないと入れないよ。』と言われる。うぅぅぅ、毎回言う事が違うんだよなぁ〜。早くこんな国出たいのに。
もう諦めて昼食チケットをもらうためにまたチェックインカウンターに並んだ。その時、さっきの嘘つき女がウロウロしていたので、Dはその女性を見るたびに『チケット返せ!』と言っていた。
するとその嘘つき女が警察官を呼んでDを何処かに連れて行きそうになった。またここでDが3回目の爆発。この警察官が英語できないので英語が話せるインフォメーションセンターに行き、事実をはなして警察官に理解してもらった。警察官も『しょうがないよね〜。』みたいな感じで去って行き、私達は無事に昼食ゲット。
14時になったのでゲートに行くと『5分待って。』と言われ、しばらくすると『15時にならないと入れない。』と言われた。まただ。また言う事が違う。嘘つき大国。
諦めてベンチに座っていると今度は『あと20分で入れるよ。』と言われた。おぉぉぉ、あと20分くらいなら並んで待っていようと思い待っていると10分後くらいに入る事ができた。
何を信じて動けばいいのかわからなくなる。軽〜く、こういう国だから仕方ないよね〜、と受け流さなければいけないんだろうな。嘘を平気でつく国。平気というか普通。もう来たくない国。早く出たい。
ボリビアという国では、私たちが関わった人たち(ホテルの人、道を歩いている人、タクシードライバー、レストランの人、小売り店の人、空港の人)全ての人が嘘をつく国でした。(ちょっと高級なところで、一般の人がこないよう場所は、嘘はないのですが、、また、警察の取り調べでも比較的紳士的でした。いろいろモンタージュを見たりして)
その手口は様々で、お釣りをごまかす。通常の何倍もの値段を言ってくる。ボッタくりタクシーは当たり前。広告と全く違う部屋で同様なお金を請求してくる。白昼堂々と強盗にも遭遇。本当に最悪の国でした。
今はラウンジで日記を書いてるけど、正直墜落しないか心配です。
9時間の遅延のせいなのか、整備の人たちもとっても眠そう。立ち寝している人もいた。毎回心配だけど今回はちょっとレベルが違う。
ラウンジでは、日本人の主婦さんで、とってもキャラクターが強く、Dはとても興味深々なおば様がいて、いろいろお話ができて楽しかった。Dにしては珍しく、自分から一緒にランチしませんか?と誘っていたほど、お話が楽しい方だった。
今、17時だけどまだ飛んでない。11時間も空港にいる〜。9時間の遅延〜。時間返せ〜。
無事にリマに到着。ラパス(ボリビア)からきたせいか、リマが天国に感じた。人々が幸せそうに笑っている。(ボリビア人に基本笑顔はない)。なんか大都会。
初めてリマに来たときは、なんて車の運転が荒いんだ。こわいなぁ。って思ったけど。
今はボリビアから来たせいか、みんなお行儀よく運転するなぁ。って思ったくらい。
今回のホテルは中心地。ホテルの受付のおじさんは、ムッスってしていて怖かったかど、おじさんが「スペイン語は話せるのか?」って言われて、Dはたどたどしく「スペイン語話せるよ」と冗談でいうと、雰囲気は一転、ウェルカムな感じになった。よかった。Dはその後、あれは冗談だったのになぁ。と反省していたが、結果オーライ。
トトスは広くて、なんでも売っているウォルマートのようなもので、すごく楽しかった。
最近のDは怒ってばっかりいると、自分で反省していた。確かにホテル、チケットセンター、タクシー、空港、ボリビアに来てから、怒ってばっかりいる。
Dは怒るってしまう自分がすごくイヤことはわかっているのだけど、もし、不条理な出来事に遭遇した場合、どういう対応が正解なのか?どういう気持ちでいたらよいのか?がわからないらしい。私に相談されたけど、私もわからないなぁ。Dが怒ってクレームを言っているときは、横にいて心臓がバクバクしちゃう。
明日は、一日、ゆっくりします。
2016年12月13日ラパス1日目
今日は朝の6時頃、深夜バスでラパスに到着。薬も飲んでいたのでウユニ行きのバスより寝れた。
ラパスでは空港近くのホテルをとってしまったのでここから車で30〜40分かかってしまう。明日のフライトが朝早いから空港近くのホテルをとったけどこれが間違いだった。
タクシーは嫌いなので少し歩いてロープウェイで行く事にした。
ロープウェイから1.5キロ程歩くとホテル到着。
そして、このホテルがなかなかの曲者で値段は5,100円とボリビアにしては高いホテル。だけどBooking .comの評価が4.7と恐ろしく低い。受付に行くと案の定、英語は全く通じなく、しかも私達の予約がない風なことを言われた。私の隣に英語の話せる人がいたので通訳してもらっても受付の男性とは上手く噛み合わない。英語を話せる男性の提案で、私達の予約した部屋より小さいけど約半額の150ボリで泊まっていいんじゃない?みたいな感じで一旦は落ち着いた。
だけど、もし予約できていないんだったらキャンセル料も発生しないので違うホテルに変更したい。しかも、後から受付の男が部屋にやってきてここの部屋に泊まるには350ボリ(約5,800円)かかると言ってきた。冗談じゃない、しょぼい部屋になったのになぜ当初の値段より高い金額を払わなければいけないんだ!しかも隣の部屋の音楽がガンガンかかっててうるさい。うるさいって訴えても注意しに行かない受付の男。
受付の男は話が通じないのでDがBooking.comに電話をしてBooking.comからホテルにスペイン語で話を通してもらう事にした。
すると支配人みたいなのが出てきて『広い部屋に泊まるには550ボリ(約9,200円)かかるよ。』と言われた。
????なぜだ????
『さっき150ボリでいいって言われたよ。』と言うと、『あれはデポジットだ。』と言われるし。さっきは予約がないって言ってたのに見つかったとか。キャンセルはできないとか。誠実さのカケラもない。
Booking.comの人もホテル側にいろいろ対応してくれているけどなかなか解決しない。駄々こねてるんだろうな。こんなホテルが三つ星なんて驚き。
本当は今日のお昼にネットで探した日本料理屋でうどんを食べに行くはずだったのに。そのために頑張ってキャリーケース引っ張ってきたのに。お腹空いた。ちゃんとした1食分のご飯を3日間くらい食べてない。バナナかじったり、チョコなめたり。
その後、またDが直接話をしに行き、近くにいたフランス人に通訳してもらいながら、なんとかキャンセル料も取られずキャンセルできる事になった。
そして、そのホテルを出た後、、、、
またスラれた。今回はDと私の距離が離れた時に狙われた。はじめ、男がスペイン語で何か言いながら私の顔にツバを吐いてきた。私は人から顔面にツバを吐かれた事がないのでビックリしていると前をふさがれ、たぶんその隙にカバンからお財布がスラれてしまった。
気づいた時には遅くて、追いかけたけど違う人を捕まえてしまうし、叫んでもたぶんパワーが無くてあんまり声が出なくてDも気づいてくれないし。一瞬すぎて唖然。
何事かと周りに人が集まってきた。見てた人は『犯人はあっちに逃げたわよ。でも警察に行った方がいいんじゃない?』って言ってたと思う。
被害は2万円くらいで、携帯電話、パスポート、クレジットは無事だった。現金だけだったからまだラッキーだった。
その野次馬の中に、警察に電話してくれている人がいた。繋がらないので一緒に警察まで行ってくれ、その人も目撃者らしく警察にいろいろ事情を説明してくれた。
私は、犯人がこの中にいないか?とモンタージュ写真をいっぱい見せられたけど、一瞬だったし外国人の顔なんてみんな同じに見えてしまってさっぱりわからない。(この時Dにしっかりしろ!と注意される。)
結局被害届を出して終わった。この優しい男の人はその後もATMの場所を教えてくれたり、一緒にミニバスに乗って新しいホテルの途中まで行ってくれた。このバスの中で『早く日本に帰りたい』と泣き出す私。
この男性が優しすぎてこれも罠なんじゃないかと思うくらい私の心はすさんでた。その男性には感謝の印として少しばかりのお金を渡し、記念に写真を撮ってお別れした。本当にありがとうございます。
新しいホテルは前のと比べ物にならないくらい快適。少し高いけど。
そしてDに『もっとしっかりしなさい!堂々としなさい。』と注意される。ウユニで出会った1人旅の女性達を見習いなさいと言う事だろう。スラれる私が悪い、と言う事だろう。そうなんだろう。そうだ。
ブラジルに行くのが一気に怖くなった。
早く日本に帰りたい。
夜は念願のうどんを食べました。