2016年12月14日ラパスからリマへ移動

今日は朝から飛行機でラパスからリマへ移動します。

フライト時間は8時。なので5時30分にホテルを出た。この時使ったタクシーがのろのろ運転でDが今日一回目の爆発(←怒ったってこと)。

 

空港に着いてチェックインカウンターで並んでいると、8時発の飛行機が15時発に変更になったと言われた。チェックインカウンターに並ぶもなかなか進まない。たぶん乗り継ぎなどの問題で1組のお客さんを対応するのに1時間くらいかかってる時もあった。

 

結局6時に並んで8時くらいにチェックインカウンターでチケットをゲットした。その際に、緊急連絡先を聞かれた。今まで何回も飛行機に乗ってるけど緊急連絡先を書かされたことは一度もない。『なぜ?』って聞くと『カバンが無くなった時などのためよ。』と言われたけど、墜落した時のためじゃないのか???そもそもこの航空会社あんまり知らないし、遅延が7時間遅れるって初めて。窓口の人達も言ってることがバラバラだし、処理が遅いし、なぜこんな飛行機を選んでしまったのかと後悔した。

遅れたお詫びにと無料で朝食と昼食のチケットをもらった。やる事も無いのでそのチケットで朝食を食べる。私達はpriority passのラウンジでのんびりしたかったので昼食をテイクアウトにして手荷物検査などをするゲートに向かう事にした。

昼食のチケットを持って行くと『このチケットは使えるけどちょっと待って。』と言って何処かに行ってしまった。しばらくすると航空会社の女性が来て『このチケットは12時からしか使えない。』と言われたけど、『テイクアウトしてラウンジに行きたい。そもそもあなたの会社の遅延のせいで私達はずっと待ってるんだ。』と言うと、その女性は昼食のチケットを持って去って行ってしまった。

そのチケットが無いとテイクアウトできないので女性に返してと言うと『持ってないわ。』と薄ら笑いを浮かべながら嘘をつかれた。ここでまたDが今日2回目の爆発。『ファック、ユー!嘘つきヤロー!』みたいな感じで訴えるもチケットは返してもらえなかった。

もう諦めてゲートに行くと『12時にならないと入れないよ』と言われる。少し文句を言って諦め近くのベンチで11時30分くらいまで待っていた。昨日の反省会をしながら。

 

少し早いけど11時30分にゲートに行くと今度は『14時にならないと入れないよ。』と言われる。うぅぅぅ、毎回言う事が違うんだよなぁ〜。早くこんな国出たいのに。

もう諦めて昼食チケットをもらうためにまたチェックインカウンターに並んだ。その時、さっきの嘘つき女がウロウロしていたので、Dはその女性を見るたびに『チケット返せ!』と言っていた。

するとその嘘つき女が警察官を呼んでDを何処かに連れて行きそうになった。またここでDが3回目の爆発。この警察官が英語できないので英語が話せるインフォメーションセンターに行き、事実をはなして警察官に理解してもらった。警察官も『しょうがないよね〜。』みたいな感じで去って行き、私達は無事に昼食ゲット。

 

14時になったのでゲートに行くと『5分待って。』と言われ、しばらくすると『15時にならないと入れない。』と言われた。まただ。また言う事が違う。嘘つき大国。

諦めてベンチに座っていると今度は『あと20分で入れるよ。』と言われた。おぉぉぉ、あと20分くらいなら並んで待っていようと思い待っていると10分後くらいに入る事ができた。

 

何を信じて動けばいいのかわからなくなる。軽〜く、こういう国だから仕方ないよね〜、と受け流さなければいけないんだろうな。嘘を平気でつく国。平気というか普通。もう来たくない国。早く出たい。

 ボリビアという国では、私たちが関わった人たち(ホテルの人、道を歩いている人、タクシードライバー、レストランの人、小売り店の人、空港の人)全ての人が嘘をつく国でした。(ちょっと高級なところで、一般の人がこないよう場所は、嘘はないのですが、、また、警察の取り調べでも比較的紳士的でした。いろいろモンタージュを見たりして)

その手口は様々で、お釣りをごまかす。通常の何倍もの値段を言ってくる。ボッタくりタクシーは当たり前。広告と全く違う部屋で同様なお金を請求してくる。白昼堂々と強盗にも遭遇。本当に最悪の国でした。

 

今はラウンジで日記を書いてるけど、正直墜落しないか心配です。

9時間の遅延のせいなのか、整備の人たちもとっても眠そう。立ち寝している人もいた。毎回心配だけど今回はちょっとレベルが違う。

 

ラウンジでは、日本人の主婦さんで、とってもキャラクターが強く、Dはとても興味深々なおば様がいて、いろいろお話ができて楽しかった。Dにしては珍しく、自分から一緒にランチしませんか?と誘っていたほど、お話が楽しい方だった。

 

今、17時だけどまだ飛んでない。11時間も空港にいる〜。9時間の遅延〜。時間返せ〜。

 

無事にリマに到着。ラパス(ボリビア)からきたせいか、リマが天国に感じた。人々が幸せそうに笑っている。(ボリビア人に基本笑顔はない)。なんか大都会。

初めてリマに来たときは、なんて車の運転が荒いんだ。こわいなぁ。って思ったけど。

今はボリビアから来たせいか、みんなお行儀よく運転するなぁ。って思ったくらい。

 

今回のホテルは中心地。ホテルの受付のおじさんは、ムッスってしていて怖かったかど、おじさんが「スペイン語は話せるのか?」って言われて、Dはたどたどしく「スペイン語話せるよ」と冗談でいうと、雰囲気は一転、ウェルカムな感じになった。よかった。Dはその後、あれは冗談だったのになぁ。と反省していたが、結果オーライ。

 

トトスは広くて、なんでも売っているウォルマートのようなもので、すごく楽しかった。

 

最近のDは怒ってばっかりいると、自分で反省していた。確かにホテル、チケットセンター、タクシー、空港、ボリビアに来てから、怒ってばっかりいる。

Dは怒るってしまう自分がすごくイヤことはわかっているのだけど、もし、不条理な出来事に遭遇した場合、どういう対応が正解なのか?どういう気持ちでいたらよいのか?がわからないらしい。私に相談されたけど、私もわからないなぁ。Dが怒ってクレームを言っているときは、横にいて心臓がバクバクしちゃう。 

 

明日は、一日、ゆっくりします。