2016年10月20日ニューヨーク5日目
今日は昨日買ったバスツアーを中心に観光します。
天気予報では明日・明後日が雨なので今日一通り回る作戦。
まずは、ヒップホップ発祥の地サウスブロンクスのバスツアーへ行ってみた。
印象はすごくきれい。全然落書きもなく、ゴミすらもあまり落ちていない。えっ、ここが、って感じ。ガイドさんの話によると多くのデペロッパーは、ハーレム地区の開発が終わると、サウスブロンクスの再開発に着手。その影響もあって今や億ションできまくりで、街全体が綺麗になっているようで、イメージとしてし、YoYoのヒップホップの発祥の地とはずいぶんちがう。
ガイドさんいわく、このあたりがジェニファーロペスの出身です。といわれたが、よくわかなかったなぁ。
マルコムXという黒人イスラム教会(ずっとマルコメXだと思ってたらDに小坊主じゃねーよ!と言われた。)
今泊まっている地域は、スパニッシュハーレム近くの114丁目。ネットなどで、このあたりの情報を見ると、ニューヨークで一番危険な地域とか、行かない方がいい地域とも書いているけど、実際に滞在してみて、すこしバイアスがかかっているかなぁと思った。
超ヘッポコな私の滞在した経験では、
① 街には全く落書きがない。たまにストリートアートは見かけるが、いわゆるヨーロッパや渋谷にあるようなスプレー落書きはほとんどなく、ハーレム地区はすごくきれいな街。
② ゴミがほとんどおちていない。イタリヤやフランスの一部はかなりすごい状態のところもあるけど、かなり綺麗。綺麗度合でいったら、スイスや北欧レベル。
③ 道端でたむろしてる人たちが多くいるけど、彼らは食事をしたり、喋ったり、音楽を聞いて楽しんでいるだけで、歩いていて一度も声をかけられたことがない。モロッコやアジアの方がよっぽど、しつこく声をかけてくる気がするのでこわい。
④ たまにマリファナの臭いがするけど、ニューヨークのルールで家で吸うのは、合法なので、まったく問題なし。まぁ、ちょっと臭いがしたら、こわいけど、、、。
逆に、こっちの人はみんな礼儀正しくてびっくり、道をあるいていて、ちょっと、ぶつかっても、「ごめんね。」や「失礼」と言ってくれる。信号のない横断歩道をわたっていると、かなりの確率で車は止まって、先に行っていいよ。といってくれる。たまに、いやいや、行ってください。と道を譲ると、サムアップして、挨拶してくれる。
これって、東京では、ちょっと考えられないなぁ。と思う。
たまに、六本木で男の子たちが仲間どうしで、クレイジーハンドシェイク(正式になんというかは知らないけど)をしているのを見るけど、アポロシアターやその周辺ですら、クレイジーハンドシェイクをしている人たちを見たことがない。東京の街の落書きの多さや、礼儀正しくないところ、たまに見かける変なハンドシェイク。
いろいろな意味で、ハーレム地区をみて勉強になった。airbnbのホストにどうしてこんなに、ハーレムが変わったの?って、聞いてみたら、「みんなハーレムが好きなの。だから、ハーレムに住んだら、ほかには移らないわ。おじいちゃん、両親、私、とずっと住んでいるから、近所の人の情報はだいたい知っているわ。子供が学校に入ったとか、何歳になったとか。だから、悪いことなんて、できないのよ。みんな知っているからね。」
なんか、これって、昔の日本だったような気がした。地域の人たちは代々住んでいて、なにか問題があったら、「おまえら、ええかげんにせんかいーー」っていう、雷おやじがいて、おせっかいおばさんがいて、子供たちは道や公園であそんでいて。お祭りやイベントがあったら、家族で楽しんで。
ハーレムにいて、どうして日本の治安や道徳は悪くなっていて、ハーレムはサウスブロンクスの治安や道徳が良くなっているかが、わかった気がした今日でした。
バスツアーの後はチャイナタウンに行ってランチ。寒くて顔がひきつる。ニューヨークのチャイナタウンは3つの地区に分かれているらしく商業地区と住宅地区とあとはわすれた。
夜はバスのナイトツアーに行ってきた。
昼間のバスツアーが激さむだったので2人ともダウンジャケットを着込んで参戦です。
Empire State Building。
昨日の昼間見たFlatiron Building。暗い。
Manhattan bridge。暗い。
Brooklyn公園から見た摩天楼。
WorldTradeCenter
約2時間のナイトツアーもあっという間に終わりました。ガイドさんの話も面白かったらしくDも楽しそうだった。
夜のTimes Square。明るすぎて眩しかった。
バスツアーチケット、買うか迷ったけど買ってよかった!
明日は雨らしいので美術館やミュージカルを見ようかな?おやすみなさい。